「維新の会」石原・橋下ケンカ別れ寸前!「みんなに謝れよ」「代表やめる」

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   「日本維新の会」の共同代表である石原慎太郎衆院議員と橋下徹大阪市長がケンカ別れ寸前だ。きのう19日(2013年6月)も前日の電話会談の内容を確認しようと食い下がる記者たちに、橋下は参院選挙の結果次第では辞任もありうると話した。

   電話の件はおととい石原が明らかにした。石原が「(慰安婦発言で)迷惑をかけた仲間に謝ったら」といったのに対し、橋下は「いつでも辞める」という反応だったという。このあたりの真意を橋下はきのう、「ボクの発言で迷惑をかけたから党内の議員や候補者には謝ってもいいが、支援者にもというから、待ってくださいといっている。ツイッターでもできるしと」と話した。言っていることは間違っていないという思いがあるようだ。

   しかし、石原は「悪かった。がんばろうというのがリーダーだ」「肉声と表情がわかるように。ブログじゃ伝わらない」という。

「石原さん言いたいことを言ってきた。私もそうだ」

   昨年11月、石原が橋下と合流したときは「牛若丸」と持ち上げ、自らは「弁慶として、橋下氏をリーダーにしようと暴走する」などといっていたが、このところは戦争観やオスプレイの受け入れ問題でも見解の相違を口にしていた。

   橋下は「とくダネ!」が選挙の結果次第では辞任もあり得るかと聞いたのに対して、「ある意味、選挙がすべてだから、支持が得られないのなら(共同代表を)継続するわけにはいかない。党内でもそういう議論になるでしょう。政党のメンバーから選ばれているので、辞めろというなら代表ではいられない」と答えた。

   石原との食い違いについては「石原さんも人生で言いたいことを言ってきた。私もそうだった。何から何まで一致するなんてことはない」という。そもそもから小さな食い違いはたくさんあったものだ。

   田崎史郎(時事通信解説委員)は「2人の関係は政治的な親子関係。維新の会は橋下氏の個人商店、衆院では第3党でもあるし、辞めることはあるまい」と見る。

   維新の会の支持率は、昨年11月22日に10.2%だったのが、いまは3.0%に落ちている。台風の目にはもうなれないということなのかな。

文   ヤンヤン
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