日本維新の会共同代表である石原慎太郎氏と橋下徹氏がおかしなことになっている。橋下の従軍慰安婦発言を「大迷惑だ」と石原が「仲間に謝罪したら」といったのに対して、橋下は「いつでも辞める」と反発した。石原は「弁護士の限界」「総理は無理」といったという。
橋下の何から何まで気に入らなくなった石原
石原が共同通信のインタビューに語ったもので、一般紙はコラム程度の扱いだったが、スポーツ紙は大きく載せた。「日刊スポーツ」によると、石原は「言わなくてもいいことを言って、タブーに触れたわけだから、いまさら強弁してもしょうがない」と言い、「素晴らしい情熱のある人で、それを見込んでいるが残念だ。うっかり失投して満塁ホームランを打たれたような感じだ」と、失望感を示したという。
昨年11月(2012年)、日本維新の会と太陽の党とが合流したとき、石原は「私は義経にほれた弁慶」「橋下氏を総理にしたい」とまでいっていたのだが、慰安婦発言ではいわば袋だたき。また、橋下がツイッターなどで強弁するものだから、ますますひどいことになった。
文
ヤンヤン| 似顔絵 池田マコト