アカペラボーカルグループ「RAG FAIR」の加納孝政(36)は「2012年をもってRagFairの活動から退くことになりました」と公式ホームページで6月17日(2013年)に発表した。「悩みましたが、2002年の加入以来、情熱と誇りを持って歌い続けた11年にピリオドを打ち、新しい人生を歩んでいくという決断をしました」という。
「これからは『RagFair加納孝政』ではなく、一個人『加納孝政』として、ファンの皆様と同じ場所からRagFairを応援していきます」と語った。ミュージシャンとしての活動は引退する。
メンバーの土屋礼央(36)は「これをピンチと捉えるか、チャンスと捉えるかは僕ら次第。加納さんお互い頑張ろう」とツイート。加藤慶之(35)は「RAG FAIRというグループはまだまだ盛り上げて行きたい。頼れる男が抜けて、寄りかかっていたものがスコンと無くなった時に何が生まれるのか、何を生み出せるのか、そこには興味深いものがあります」とブログに書いた。
RAG FAIRは1999年に結成。2002年には「恋のマイレージ」「Sheサイドストーリー」が初登場でオリコンランキング1、2位を独占するなど活躍し、紅白出場も果たした。一時、活動休止していたが、2012年12月に活動を再開したばかりだった。