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60歳からのセックス「がん消えボケない」ってホントかね…いやはや

   さて、このところ『週刊現代』が還暦セックスを始め、『週刊ポスト』が追随し、エスカレートするばかりである。70代になり、週刊現代はついに80代のセックスまで特集した。「やればやるほど元気になる 長生きするセックス」を特集している。60歳からのセックスで「がんも消える そしてボケない」と書いているが、ほんとうかね。

   60歳から誰もが優しく楽しめる「テクニック&体位」10まで図解し、「これが心臓に優しいテクニック」だと懇切丁寧ではあるが、それほどの『需要』があるのかと思っていたら、この分野に週刊文春までが参戦してきたのである。ということは、売れ筋ということなのか。いやはや。

   69歳の女性と57歳の男性の恋愛とセックスを描いた女優・岸惠子(80歳)の小説『わりなき恋』(幻冬舎)が売れているそうだから、そういうニーズがあるのだろう。ノンフィクション作家の小林照幸氏は、60歳以上の恋愛と性について、『週刊文春』編集部と一緒に男女各500人ずつアンケート&インタビューを行ったところ、60歳以上の男性約6割、女性の約3割強が年に何回か性行為を行う「現役」で、約3割が月に最低1回はしているという実態が明らかになったと書いている。

   かつて浮気と呼ばれた不倫への抵抗感が薄れ、1999年3月にバイアグラが日本で初めてED治療薬として販売を開始し、21世紀にはアンチエイジングが注目され、「恋愛や性は若さや癒しに繋がっている」と意識する人が増えたからだというのである。老人版「SEXできれいになる」か。

   小林氏は「セックスをする夫婦としない夫婦の分かれ目は何か」を取材している。しない夫婦の大半は、いまさら女房と、夫とはしたくないというのが理由なのは、読まなくてもわかる。それに糖尿などによるED。妻のほうの体の具合。セックスをしている夫婦でも、誕生日や結婚記念日にというメモリアルデーセックスが多いようだ。旅行などに行ったときにというケースもある。だが、いざというときに役に立つかどうか、男は結構そんなことを心配するものである。

   作家の野坂昭如氏は昔から、オナニーは女とのセックスよりいいと主張していたな。小林氏も「オナニーによる定期的な射精が望ましいことであるのは泌尿器科の専門医も指摘するところだ」と書いている。そうした欲求さえなくなれば男として一巻の終わりか。生きるというのはなかなか大変だね。

   【蛇足】週刊ポストのお騒がせ女・元オセロの中島知子のセクシーグラビアが意外にいい。このグラビアを見ても「目力」はあるし、一時のダブダブした体から、締まった豊満バディになっている。40は超えているはずだが、なかなかそそる体である。興味のある方は買ってご覧あれ。

元木昌彦プロフィール
1945年11月24日生まれ/1990年11月「FRIDAY」編集長/1992年11月から97年まで「週刊現代」編集長/1999年インターネット・マガジン「Web現代」創刊編集長/2007年2月から2008年6月まで市民参加型メディア「オーマイニュース日本版」(現オーマイライフ)で、編集長、代表取締役社長を務める
現在(2008年10月)、「元木オフィス」を主宰して「編集者の学校」を各地で開催。編集プロデュース。

【著書】
編著「編集者の学校」(講談社)/「週刊誌編集長」(展望社)/「孤独死ゼロの町づくり」(ダイヤモンド社)/「裁判傍聴マガジン」(イーストプレス)/「競馬必勝放浪記」(祥伝社新書)ほか

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