あるピッチャー「飛ぶなら飛ぶでいい。わかってれば対応」
「朝ズバッ!」に出演した野球解説者の田淵幸一はこう指摘した。「あるピッチャーが言っていました。『飛ぶなら飛んでもいい。そしたら対応の仕方が変わってくる』と。何も知らされないで60試合が終わり、ボールが違ってましたでは無責任すぎます。先輩、OBを(機構の中に)取り入れて変えていかないといけない」
加藤コミッショナーは元外交官。駐米大使時代にはホームラン王のハンク・アーロンと王を駐米日本大使館公邸に招きパーティーを開いたり、大リーグで始球式を務めるなど大の野球ファンを自任している。第12代コミッショナーとして5年になる。下田事務局長は共同通信社運動部に所属し、プロ野球担当記者として過ごしてきた。いずれも根っからの野球人ではなく、野球やボールに対する認識の甘さが裏目に出たのかもしれない。
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モンブラン| 似顔絵 池田マコト