サッカーの元日本代表のMF奥大介(37)が、女優の妻・佐伯日菜子さんに「今から殺しにいく」と電話をし、脅迫容疑で逮捕された。奥は尼崎の出身で、1994年にジュビロ磐田でデビューし、MFとしてゴン中山選手らとジュビロの黄金時代を支えた。98年に日本代表に選ばれ、 02年にFマリノスに移籍、結婚した。仲のよい夫婦、娘2人のイクメンでも知られていた。
サッカー引退後はお好み焼き店でアルバイト
日本代表合宿中にキャバクラへ行ったことがばれて代表をはずされたが、Jリーグのベストイレブンに3回選ばれ、280試合62得点、代表ではAマッチ26試合2得点という記録を残した。07年に選手を引退してからは、横浜FCの強化部長、テクニカル・アドバイザーをつとめ、今年はじめに退団したばかりだった。
ブログで「(兵庫の)お好み焼き屋を手伝ってる」と明かしていた。そのお好み焼き屋の店主は古い友人で、奥の逮捕に「驚いた」というが、夫婦喧嘩は知っていた。「興奮していたので、『冷静に話をしないとダメですよ』といっていた矢先だった」と話す。そのあと、妻に電話で「今から殺しにいくから」
こうなってみると、お酒が入るとけんか早いだの、妻に嫉妬深かっただの、DVがあったなど、いろんな話が伝わってくる。レポーターの岸本哲也が「日刊スポーツ」の記事を紹介したが、それによると、奥は佐伯さんの仕事場に電話をかけ続けるなどしたため、佐伯さんが警察に被害届を出したようだ。「今から殺す」というのも、その延長上にあったものだという。
文
ヤンヤン| 似顔絵 池田マコト