事前に何度も相談…「押しかけて暴力」予想できたはず。
司会の加藤浩次「刑務所から出所してくれば、また危険なことになることは誰だって想像できますよね。でも、こうなった。防ぐためにはどうしたらいいのでしょう」
コメンテーターの本村健太郎(弁護士、俳優)「警察に頑張ってもらうしかない。パトロールを毎日のようにやってもらうとか、通報にすぐに対応できるように態勢を整えてもらうとか、そういうことしかないと思います」
キャスターのテリー伊藤「気になったのは、出所した堀内容疑者がヤス子さんに妻子に会わせろといった段階で、警察はなぜ堀内容疑者に会って注意しなかったのかということですよ」
本村「警察は実際に事件になっていなければ対応しない」
テリー「よくそう言いますが、とはいっても、わが子にカップめんの熱湯をかけるような性格ですよ」
加藤「いやがっているのに近づいたら逮捕できるように法律を変えなければいけない」
本村「そこまで変えるのは難しい。日頃から注意する、できるだけ警戒するということぐらいはできると思う。警察には、たくさんの相談がある中で、これは危ないという事例を察知する能力を高めてもらいたい」
テリー「長崎ストーカ―事件でも母親と祖母が殺害された。今回のことも当然予測できたはずですよ」
類似の事件が頻発する。被害者の身を守ること、加害者の人権を守ること。そのバランスが問われている。
文
一ツ石| 似顔絵 池田マコト