国民1人あたり150万円の収入増!?羊と言って狗を売るアベノミクス成長戦略第3弾

富士フイルムが開発した糖の吸収を抑えるサプリが500円+税で

なあ~んだ、給料が150万円増えるって話じゃないらしい

   これで成長戦略は、第1弾が「女性の活躍」、第2弾が「世界で勝つ」、第3弾が「民間の活力」とそろったが、耳に残ったのは最後の「150万円」。

   小倉智昭「これ、自分の収入が150万円増えると勘違いしやすいですね」

   永濱「違います。われわれの給料も企業の儲けも海外投資の儲けも入っています。それが1人当たりいくらということで、給料が150万円増えるのではありません」

   小倉「でも、150万円はかなりのもの。可能性はどうですか」

   永濱「いま発表されている中身ではたぶん無理だと思います」

   甘利大臣はこういっていた。3%の成長率で年数をかける。さらに人口減少があるのでその分を引くいて、1人当たりで割るとこの数字になる。 これには記者から「3%の根拠を説明してもらえなかった」といわれ、甘利は「自民党の公約にも名目3%以上、実質2%と掲げている。それを具体的に政府としても受け止め、政策に取り組んできた」といっていた。

   笠井信輔キャスター「公約しているからというわけですが…」

   小倉「これもよくわからない」

   永濱は「なんで3%かというと、民主党政権でもあったんですが、他の先進国がだいたい3%成長しているので、環境を整えればいくんじゃないかと出てきた数字」という。今回は「薬のネット販売」「先進医療の保険適用」「特区」「インフラに民間活用」などがある。

   小倉「安倍さんは他にもやりたいことがあったはず」

   永濱「そうです。それが入ってなかったので、失望となった」

   混合診療には医師会、法人税では財務省が反対にまわって打ち出せなかったのだという。要は参院選前ということ。しがらみは切れない。

文   ヤンヤン| 似顔絵 池田マコト
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