本田圭佑ザック・ジャパンに喝!「もっと個人レベル上げよう」祝賀会見ムード一変

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   W杯ブラジル大会一番乗りを決めたザック・ジャパンが一夜明けたきのう5日(2013年6月6日)、お祝いの記者会見に臨んだ。祝賀気分の発言が続いたあと、本田圭佑(26)にマイクが渡ったところで空気ががらりと変わった。選手の名前を挙げて、個人のレベルアップを求めたのだ。

各選手のいいプレー挙げ「ブラジル相手でもあれができるようになろう」

   けさのスポーツ紙は「本田、公開ゲキ」(日刊スポーツ)、「本田の宿題」(スポーツニッポン)、「本田節全開」(スポーツ報知)、「公開説教」(デイリースポーツ、サンケイスポーツ)と、1面は本田一色になった。

   本田は「あんまりしゃべりたくないんですけど、シンプルにいえば『個』だと思います」と話し出した。「キーパーの川島選手が1対1で守ったところ」「今野選手がケーヒルに競り勝ったところ」「(長友)佑都と(香川)真司がサイドで個人で突破したところ」「吉田の守備」「岡崎、前田のシュート」と並べて、「これらの精度をさらに高めて、あれをブラジル相手でもできるようにする」

   さらに、「どうやって自立した選手になって、『個』を高められるか」「自分が前に出るという強い気持ちを持って集まっているのが代表選手だ」と踏み込んで、今野康幸が「ビッグクラブでプレーしている人と一緒にプレーするのは楽しい」と言ったのをつかまえて、「憧れみたいに思ってもらったら困る。 あくまで同じピッチに立ってますから」とまでいった。今野は4歳年上だ。

   本田はW杯予選が始まる前の2011年6月に、「W杯予選に勝つのは当たり前。さらにその先を考えるべき」と言っていた。3年前の岡田監督の目標は「ベスト4」だったが、本田はひとり「優勝」を口にしていた。結果はトーナメント初戦敗退。その夜、本田は香川と岡崎を誘って、日本サッカーの将来を夜通し語り合った。そこで本田は「オレ、マイケル・ジャクソンを超えるわ」と話したという。

文   ヤンヤン| 似顔絵 池田マコト
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