日本の不名誉な「お家芸」に、体罰・いじめに続いてセクハラが加わりそうだ。5大会連続でW杯出場を果たし盛り上がる日本サッカー協会のナンバー4・田中道博専務理事(55)にセクハラ疑惑が浮上した。
6日付(2013年6月)の「日刊スポーツ」が報じたもので、司会のみのもんたは「また起きてしまいましたよ」とこの記事を「おでかけ前の朝刊チェック」コーナーで取り上げた。
兼務の日本体協理事は解任
日刊スポーツの記事よると、日本体育協会の若い女性職員が体理事も務める田中にセクハラされ、女性職員が上司に相談して発覚したらしい。体協は日本サッカー協会に理事の交代を要請し、田中は今月中に体協理事を退任するという。
セクハラの内容は不明だが、オーストラリア戦前日の3日、記者から「田中専務に関することですが」と問いかけられた日本サッカー協会の大仁邦弥会長は、「その件は今やっているから。(W杯がかかった)時期が時期だからタイミングを考えて…」と明言を避けたという。
銀行マンからサッカー協会実務責任者
イチロー選手などトップアスリートを取り上げた著書が多数ある小松成美(ノンフィクション作家)は、「本当に驚きました。いま調査をしているところだと思いますが、5大会連続W杯出場に水を差した残念なニュースですね。この機に真相解明して2度と起きないようにして欲しい」と怒る。
田中は元銀行マンで、日本サッカー協会事務局長だった2008年にもセクハラ疑惑が浮上し、このときは事実無根で片付けられた過去を持つ。
今回のことが事実なら、田中は自己コントロールできないバカな中年男でしかない。指導的立場にある専務理事の職は即刻に解任すべきだ。