ヒステリー状態で切りつけたら大量出血でパニック
それにしても、なぜ殺人事件に発展したのか。取材したレポーターの阿部祐二は「気になるのは、成田容疑者の『彼が危ない! 助けて』という言葉です。いろいろ推測できますが、自分でやっておいて、あまりもの出血に驚き、あのようなことをいったのではないか、と思われます」と伝える。
コメンテーターの香山リカ(精神科医)「けんかの延長で、殺害とまで考えていなくて、刃物を持ち出して切りつけたら、大量に出血したのでびっくりして叫んだのでは」という。
いずれにしても真相はよくわからないままだが、阿部は「密室の出来事なのでデリケートな捜査になると思います」といって終わりにした。
文
一ツ石