東京・渋谷駅前厳戒!サッカー・オーストラリア戦「ファン大暴れ封じ込めろ」

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   いよいよ決戦だ。サムライ・ジャパンはきょう4日(2013年6月)、対オーストラリア戦に引き分け以上でブラジルW杯の切符を手にすることができる。ファンはその時の喜びを多いに爆発させたいところだが、警視庁が立ちはだかった。渋谷駅前スクランブル交差点一帯を立ち入り禁止にするという。さあどうする?

交差点に入れるな!有刺鉄線張り巡らせ機動隊員でブロック

   渋谷駅前でサッカーファンの大騒ぎするようになったのは、2002年の日韓W杯で日本が勝って、付近のスポーツバーなので観戦していたファンが交差点で暴走したときからだ。06年のドイツW杯、10年の南アフリカW杯もそうだったし、この3月のヨルダン戦に負けた時も大荒れに荒れた。

   今回も当然そうなると踏んだ警視庁が出した指令は、「渋谷駅前を封鎖せよ!」。ファンがよじ登る地下鉄入り口の屋根には有刺鉄線が張り巡らされ、試合が終わる前の午後9時頃から交差点への立ち入りを機動隊数百人がブロックする。

   たしかに、ファンやサポーターの中には、車で煽ったり、信号機や地下鉄の建物によじ登ったり、花火を打ち上げたり、やみくもに走り回ったりが当たり前になっている。すべて交差点の真ん中がへそになっている。

   警察は交差点から道玄坂方向、SHIBUYA109前からセンター街までを立ち入り制限し、駅の利用者は大きく迂回しないといけない。 ただし、車は通れるんだという。時間的には、一般商店は関係ないが、飲食店は微妙なところだ。盛大に客を呼び込むか、閉店してしまうか。

朝からユニフォーム姿で早くもウロウロ

   司会の小倉智昭「日本のサッカーの実力はヨーロッパの強豪国並みとはいかないようですが、間違いなくサポーターはイングランド並みにはなっているようで」(笑い)

   ごくろうさまにも、「とくダネ!」放送時間の朝から山中章子アナが現場にいた。「すでにユニフォームの人がいました」という。いったいどういう人間だ。

   小倉「駅に行こうと思ったらどうやって行くの」

   山中「迂回しないといけないんです」

   田中大貴アナ「警察曰く、明確な用事がある人は区域内に入れますと。仕事やアルバイトがあれば入れるということでしょう」

   菊川怜キャスター「お散歩とかはダメ?」

   小倉「ハチ公前のところは通れるんだ。そこが混乱するよ。渋谷を封鎖したら、六本木あたりに流れないか」

   竹田圭吾(ニューズウィーク日本版編集主幹)「交差点に閉じ込めて、封鎖した方がいいんじゃないか」(爆笑)

   国立競技場にはパブリックビューイングがある。田中は「それが渋谷へ来られませんから、どこへ流れていくか」という

   小倉「新宿、六本木…」

   菊川「原宿?」

   田中「原宿もパブリックビューがあるから、原宿交差点に集まるかも」

   小倉はそれより「オーストラリアのワントップをどうやって封じ込めるか。その話しないの?」と不満たらたらだった。

文   ヤンヤン| 似顔絵 池田マコト
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