6、7月にスイス、9月にIOC総会で逆転チャンス
これに対し、イスタンブールは「初のイスラム圏開催」「東と西を結ぶ架け橋」を前面に押し出し、好調な経済情勢をアピールした。マドリードも債務危機が一段落し、35の競技会場のうち8割が完成していることを強調している。
今後のスケジュールをみると、プレゼンは6月と7月にスイスで2回、9月7日から始まるIOC総会と3回残っている。開催地が決まると、3種目に絞られた追加競技の1枠に影響すると阿部祐二レポーターは分析している。東京ならレスリングか野球・ソフトボールのどちらか、イスタンブールなら人気の高いレスリング、マドリードなら欧州で人気があるスカッシュという。
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モンブラン| 似顔絵 池田マコト