「万引き、ドン引き、発見したら1点につき1万円」「警告!当店の商品を無断で当店外に持ち出した方は万引きとみなし『体罰』でつぐなってもらいます」なんて書かれたポスターが店内に張られ、レジに後ろの壁には「私は万引きをしました」と中年女性と高齢者男性2人の顔写真が公開されている。大阪市北区にある鮮魚店スーパーの万引き対策だ。プライバシーの侵害にならないのかと物議を呼んでいる。
30センチもある刺身のサク持ち去り
岸本哲也リポーターが店内から伝える。「このお店では、万引き犯を発見しても警察には通報しません。通報しても万引き被害は減らないからと話しています。そこで、考えられたのが店内や店頭に万引き犯の写真を貼るというやり方です」
万引き犯はとんでもないものも盗んでいく。大きさ30センチぐらいのカンパチの刺身のさく、大きなホヤの塊もやられたという。
メインキャスターの小倉智昭「そんなに大きなものが盗めるのかね。どんな人が万引きするの」
岸本「万引き犯はお金に困っている人というイメージがありますが、最近はお金はあるが万引きをするという人が増えているそうです。捕まえると、これから金を払いに行くところだったとか、持ち合わせが足りなかったと言い訳をして、中には逆ギレをするケースもあるようです」
文
ナオジン| 似顔絵 池田マコト