自治体が代理人になってケチる東電・国に一矢
司会の羽鳥慎一「自治体が代理人になるという初の試みです」
玉川徹(テレビ朝日ディレクター)「裁判するなんて思わなかった人たちがたくさんいる。代わりに自治体がというのはいいことだと思いますね。事故は天災じゃなくて人災。それで奪われたものがあれば、あがなわないといけない。でも、東電も国もケチろうとする。今回35万円というが、本当は50万円かも100万円かもしれませんよね。それを積上げたものこそ原発事故の被害額ですよ。国民も責任をとるべきです」
これまで申し立てをした人は、福島県全体の避難者15万人のうちわずか1万2000人(去年12月まで)にすぎない。高齢者は制度があることも知らない人が多いという。
松尾貴史(タレント)「自治体が代理人になるというのは正しい判断ですよ」
高木美保(タレント)「国も東電もすくい上げる努力が足りないことを示していますよね。他のところで復興予算使われてるなんてニュース見ても、どこに思いをぶつけたいいかわからない。ひとつの光明です」
文
ヤンヤン| 似顔絵 池田マコト