80歳という最高齢でエベレストに登頂した三浦雄一郎氏がけさ30日(2013年5月)の「朝ズバッ!」に、終始付き添っていた息子の豪太さんと生出演した。三浦がスタジオに入ってくると、司会のみのもんたが満面の笑みで花束を渡す。三浦は「エベレストに登っている途中の8500メートル付近で、みのさんからの電話インタビューが入りましたよね。あの声はしっかり聞こえました」と話す。
「エベレスト3回目。やっぱり今回が一番キツかったですね」
三浦はこれまで4度にわたる不整脈手術を受けている。このため、登頂ではエベレストの麓で1か月半にわたる高地トレーニングで身体を慣らしていった。みのは「70歳、75歳、そして今回と3度目の登頂ですよね。どのときが一番きつかったですか」と尋ねると、三浦は「やはり今回ですね」という。豪太は「山頂でそれまで付けていた酸素マスクを外しました。その時間が予定をオーバーしてしまったのです」と説明した。
コメンテーターの小松成美(ノンフィクション作家)「山頂の空気の薄さはどのぐらいなのですか」
豪太「地上の3分の1です。このスタジオが山頂で、酸素マスクを付けていなければ、皆さんは5分で気を失い、死に至ることもあります」
文
ナオジン| 似顔絵 池田マコト