キッカケは学校で「いじめ」「挫折」。家庭で「両親不仲」「家族が病気・死」
では、子どものそんなサインに気づいたらどうしたらいいのか。青木教授は「本人がガソリン切れを起こしている状態です。落ち込みが数週間続き、笑顔が見えなかったら、学校の先生に本人の様子を聞いてみる事です。うつ症状を直すには大変時間がかかります。その期間、温かく見守ってあげる努力が大事になります」
サインに気づいたら、とにかくこどもと一緒にいる時間を増やして話を聞くことだという。
子どもがうつ状態になる原因の大半は「学校」と「家庭」だ。学校ではいじめにあっているとか、成績や部活で挫折を味わったなどがキッカケになることが多い。家庭では両親の不仲や離婚、家族の病気や死、兄弟間のトラブルが原因となる。
(磯G)