専門家ひとつ覚え「実体経済の成長にながるまでは…」ホントにつながるの?
司会の羽鳥慎一「実感がないというのが7割ですか」
舞の海秀平(スポーツキャスター)「国民みんなが宵越しの金は持たないと、ガッと使えば…」(笑い)
黒宮千香子レポーター「もう何か月も街で聞いていますが、きのうも『どこで回復してるの?』でしたね。専門家も見方が違いますが、共通しているのは『実体経済を成長させないといけない』です」「株などの金融経済ではなくて、企業の生産性が上がって、給料が上がって、お金を使うようになればというわけです」
羽鳥「当初から言われていることですよね」
宮田佳代子(ニュースキャスター)「専門家だってわからないんですから、実感は全然ないですしね」
舘野晴彦(月刊「ゲーテ」編集長)「怖いジェットコースターに乗っちゃったようなものですよ」
株価の動きの不確かさのひとつに、高速で売り買いできるシステムがある。さまざまな経済指標をもとに、コンピューターが勝手に売り買いにかかわる怖さを見過ごしていはしないか。安倍首相が昨年末(2012年)にはいた「日銀がお札をじゃんじゃん刷って」というのに市場が反応したとされているが、最初に反応したのは人間ではなかったのではないか。意図的、刺激的な言葉、情報で、何かが勝手に動き出す怖さを、誰もいわないのが怖い。
文
ヤンヤン| 似顔絵 池田マコト