茨城の就寝男性刺殺「夜中に目が覚めたら隣の夫が仰向けで血だらけ」

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   夜中に目を覚ましたら、隣に寝ている夫が血だらけになっていた。27日(2013年5月)に茨城県境町で起きた殺害事件は被害者宅をよく知る人物の犯行という見方が強い。

被害者の家族構成、生活状況、自宅内部よく知る犯人

   山本香里リポーターが事件の真相を追った。

   被害者は自動車修理工の小野里正志さん(38)。27日午前2時頃、妻から「横で寝ていた夫が血だらけになって倒れている」という110番通報があった。山本香里リポーターは「警察が駆けつけてみると、数か所を刺された小野里さんが布団の上に仰向きになって倒れていました。妻は自分を呼ぶ声が聞こえたので目を覚ましたそうです。その時、性別不明の身長160センチから170センチの人物が階段を下りていく後ろ姿を目撃したと警察に話しています」と伝えた。

   小野里さんは夫婦と子供3人の5人家族で、住宅は母屋と離れがあり、母屋には妻の両親が住んでいる。事件当夜は母屋には長男と長女が泊まり、離れに小野里さん夫婦と男の子が寝ていた。近所の住人は「山本さんはおとなしそうな性格で子煩悩でした。休日は車いじりや趣味の花壇などの世話をしていました」と話す。

   警察の調べでは、部屋が荒らされた形跡はなく、窓ガラスが外部から割られた跡もなかった。犯行に使われた凶器はまだ発見されていない。

大量の返り血。母屋前の路上に血痕付いた足跡

   司会のみのもんた「この母屋と離れの配置が事件を解くカギになるのではないですか。犯人はまっすぐに小野里さんに向かっている。小野里さんがどちらの家で寝ていて、どこに寝ているかを知らなければできないことですよ。この2つの家の配置と家族関係を知っている人物でなければ、できない犯行でしょう」

   山本「犯行現場から母屋の前の通り150メートルに血痕の付いた足跡が残されています。ただ、犯行時間前後に不審人物を見かけた人は誰もいません」

   小野里さんの死因は左肺に達した深さ9センチの刺し傷による失血死と判明していて、犯人は相当な返り血を浴びていると見られる。そのまま遠くに逃亡することは不可能で、警察か周辺捜査の重点を置いている。

文   ナオジン| 似顔絵 池田マコト
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