発生予報どこまでできるのか?到達15分前でも成功
日本で発生する竜巻は年間平均20ほどだが、過去10年の発生か所を地図で見ると、北海道から沖縄までまんべんなく起っている。ただ、6割が海岸近くだ。
国谷裕子キャスター「竜巻の予報はできるんですか」
小林教授「積乱雲の予報はできます。また、ドップラーレーダーで積乱雲の中の親の渦はわかるようになりました。あとは、そこからどうやって子どもである竜巻がタッチダウンするかがわかれば、予報はかなり進むはずです。今回は警報では成功した事例になると思います」
ええ、オクラホマの観測機関が警報を出したのは竜巻到達の15分前だった。それじゃぁ、サイレンもないテレビ速報もない日本では、「エッ!」と思った時はドカーンかもしれないではないか。
国谷「学校ではどこへ逃げたらいいでしょう」
小林「講堂や教室はガラス窓が多いから危険です。カベに囲まれたトイレとか廊下とか、考えておいた方がいいでしょうね」
おいおい、日本の学校や幼稚園はそんな小人数じゃないぞ。どうする?
ヤンヤン
*NHKクローズアップ現代(2013年月日放送「緊急報告 アメリカ巨大竜巻 『多重渦』の脅威」)