法律に通じているだけでは「企業弁護士」としても使えず
メインキャスターの小倉智昭はコメンテーターのショーン川上(経営コンサルタント)に聞いた。「アメリカでは弁護士を社員として雇用する企業もありますよね。日本の企業でもできないのかな」
ショーン川上「でも、法律に通じているだけでは企業の中で生き残れません。たとえば、知的財産問題にも詳しいなど、プラスアルフが求められています。そのために、海外に留学するという例もあります」
深澤真紀(コラムニスト)「司法制度改革前は弁護士不足が問題となっていました。それで、弁護士の数をフランス並みにしようと制度改革が行われわけですが、その結果、このような状況が生まれたのだと思います」
そもそも、日本では犯罪者か民事訴訟の当事者にならない限り、普通の人には弁護士って何をやる人なのかよくわからないんだよな。
文
ナオジン| 似顔絵 池田マコト