アメリカでは営業許可取り消され罰金5万5000ドル
コメンテーターの宋美玄(産婦人科医)は「これが欧米なら通行人が手伝う」という。キャスターの笠井信輔がアメリカのアメリカ障害者法を紹介した。「それは、『1990年以降にできたあらゆる施設で障害者の利用が制限されることを違法行為とする』というものです。違反すると、営業許可が下りなくなり、罰金も1回目は最高で5万5000ドル、2回目以降になると最高11万ドル課せられます。
一方、日本は2006年にバリアフリー法が施行されましたが、公共機関や建築物のバリアフリー化を推進するという努力目標にとどまっています」
ただ、国際ジャーナリストの竹田圭吾が指摘したように、それぞれに国情があり、外国のルールを日本に当てはめればいいというわけでもないだろう。最後にキャスターの菊川怜がいった。「お互いの謙虚な気持ちも大切ですよね」
文
一ツ石| 似顔絵 池田マコト