短距離ミサイル連発は米国向けパフォーマンス
石原良純(タレント)「何かが進むんじゃないかという期待感はありますよね」
「コリア・レポート」辺真一編集長は「北朝鮮が核もミサイルも断念しないことははっきりしています。去年、テポドン発射の2週間前にも短距離ミサイルを発射しています。2006年のときもそうだった。だから、これは明らかにアメリカに向けられたけん制です。これがノドンやスカッドだったら、飯島訪朝は吹っ飛ぶ」
司会の羽鳥慎一「飯島氏との会談がうまくいかなかったということではないのですか」
辺編集長「むしろ北には満足のいくものだった。金永南氏が出てきたから、飯島さんを手ぶらで帰すようなことはしないだろう。それなりのお土産を渡したんじゃないでしょうか。ただ、何かの条件を付けた」とある写真を出した。金永南との会見に同席したなかに、チェ・ソンジュンという朝鮮総連担当者がいた。本部建物の競売を阻止したいという意向がでているという。ほかに、朝鮮高校の無償化の問題もある。それと人道支援、医療支援。見返りは「安否不明者の再調査」だという。
辺編集長「飯島さんとの話し合いで、やれることやれないことがあるが、やれることをやろうということだと思います。最終的には日朝の首脳の決断がある」
青木理(ジャーナリスト)「日本側は極秘に、北朝鮮は国賓みたいな扱いをした。温度差があるんでしょうね」
辺編集長「金永南が出てきたということは、安倍さんの特使という扱い。メッセージも持っていっただろう。期待も高い。結果は約束事項の実行次第です」
しかし、相手が相手。要求にだけは長けているからねぇ。