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絆創膏大臣「赤城徳彦」落選後はポルシェで手つなぎデートと週イチのゴルフ場視察

   同じ週刊新潮に懐かしい名前が出ている。第1次安倍内閣を潰した戦犯だといわれる赤城徳彦元農水相(54)である。後援会事務所を両親が住む茨城の実家に置き、何ら実体がないのに、10年間で9000万円以上もの架空の巨額経費を計上していた。本人は事務所機能はあったと苦しい弁明に終始し、居直る姿が傷口を広げてしまった。

   国民の不信をさらに深めたのは絆創膏の一件であった。事務所費問題が渦巻く中、彼は左頬と額に大きなガーゼと絆創膏を何枚も貼って官邸に登場した。記者団からどうしたのかと理由を尋ねられても、「たいしたことじゃない」というばかりで、なぜか説明を一切拒絶したのである。事務所費問題で奥さんと喧嘩して引っかかれたのではという噂も飛び交ったが、毛包炎という皮膚病だったらしい。

   その後に落選して以来、自宅に引きこもり状態だそうだが、久々に好きなポルシェを乗り回し、女性と手をつなぎコーヒーを飲む姿が写されたのだ。赤城氏は現在の様子をこう語る。

<「09年の選挙以降、今も不眠症に悩まされています。でも仕事はしていますよ。実家の会社(母親が社長)の役員として、週に1度、茨城のゴルフ場に通い、コースを歩いて、枯れている松がないかなど、チェックする。月に30万円の給与を受け取っています」

   これだけで月に30万円。ため息が出る余生ではある。

元木昌彦プロフィール
1945年11月24日生まれ/1990年11月「FRIDAY」編集長/1992年11月から97年まで「週刊現代」編集長/1999年インターネット・マガジン「Web現代」創刊編集長/2007年2月から2008年6月まで市民参加型メディア「オーマイニュース日本版」(現オーマイライフ)で、編集長、代表取締役社長を務める
現在(2008年10月)、「元木オフィス」を主宰して「編集者の学校」を各地で開催。編集プロデュース。

【著書】
編著「編集者の学校」(講談社)/「週刊誌編集長」(展望社)/「孤独死ゼロの町づくり」(ダイヤモンド社)/「裁判傍聴マガジン」(イーストプレス)/「競馬必勝放浪記」(祥伝社新書)ほか

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