元イングランド代表のデビット・ベッカム選手(38)が今季限りの引退を表明した。サッカー好きの司会・加藤浩次は「残念です。まだまだできるんですけどねえ」とタメ息をついた。ベッカムが所属するフランス1部「パリ・サンジェルマン」が12日(2013年5月)にリーグ優勝を決めた直後に明らかにした。
「まだプレーできると思う。でも、トップのままで引退したい」
ベッカムはこう話す。
「何年もの間、いろんな選手の引退を見てきて、理由を聞くと『そのときが来れば君も分かる』といわれた。そしていま、自分のときが来たと感じている」
プロの契約をした17歳のときから21年間、常に世界のトップとして活躍してきたベッカムだったが、決断した背景にも世界のトップとしてのプライドがあったようだ。
引退理由を聞かれ、「当然、難しい決断だった。この半年間のようにまだプレーできると思うから。でも、ずっと前から密かにトップのままで引退したいと決めていたんだ」と話している。
加藤「今シーズン、ベッカムが出ている試合を何試合も見てきました。まだまだできるんですよね。ボールを蹴る技術、キックの技術は突出している。まあ、あと1年ぐらいはできるかなと。ただ38歳、引退の時期としては遅いくらいですから、しょうがないかなと思いますけど」
今季はあと2試合が残っている。18日のホーム戦のあと、21日のアウェー戦が最後になる。引退後については米フォックスニュースによると、中国でサッカー大使を務めるという話があるという。
文
モンブラン| 似顔絵 池田マコト