昨年12月にとっくに結論出てるのにズルズル
キャスターのテリー伊藤「これねー、もう結論を付けなければダメですね。いつまでも延ばしているわけにはいかない。延ばすことで経費もかかるしね。日本原電は再調査と言っていますが、平行線でムリです。答えを知っている人はいないわけで、早く廃炉にするしかないですね」
本村健太郎(弁護士)は「規制委の結論の出し方が拙速ではないかという意見があるが、活断層である疑いは否定できないと昨年12月(2012年)に結論がでているわけでしょ。いつ地震が起きるかもわからない状況なのに、ズルズル後延ばしなっている。今すぐ結論を出して廃炉に向けて手続きを進めるべきですよ」と言う。
日本テレビの元解説委員・倉沢治雄は有識者会合の結論を妥当としながらこう解説した。「事業主側としては『廃炉』『活断層でないデータを出す』『訴訟を起こす』の3つの選択肢があるが、非常に大きい浦底断層が動けばマグニチュード7.6~7.8の大地震になる。その場合、2号機の原子炉建屋内部は冷却水を通す配管などが破壊されます。廃炉が道筋だと思う」
福島原発事故で曖昧な安全神話は許されない時代に変わったことを肝に銘じるべきだろう。
文
モンブラン| 似顔絵 池田マコト