アンジェリーナ・ジョリー乳房切除!「将来の乳がん予防のため」あなたは賛成?反対?

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   アメリカの人気女優アンジェリーナ・ジョリー(37)が、乳がんのリスクを減らす予防措置で、両乳房を切除したという。彼女は母親を乳がんで亡くしている。とはいえ、まだがんでもないのにと、世の女性たちはショックを受けている。

   ジョリーさんは新聞に寄せた手記で「現実だとわかって、すぐ私は前向きにリスクをできる限り最小にする行動をしようと決めました」と書いた。「BRCA1」という遺伝子の変異がみつかり、医師から乳がんになる確率は87%と宣告されて、「予防措置」に踏み切った。専門家はこうした確率が出た場合、手術によって確率を3~5%にまで落とすことができるという。

乳がん発症率87%が3~5%に低下

   治療は2月(2013年)から行われ、複数回の手術にはパートナーの俳優ブラッド・ピットが付き添った。小さな傷はあるものの、乳房の復元もきれいに行われたという。

   夫妻は複数の養子をとっていることでも知られ、ジョリーは国際的な平和活動などにも積極的だ。彼女が動けば普通の人の何十倍もの効果がある。今回の公表にも理由があった。

   「多くの女性ががん発症の可能性に気づいていません。皆が遺伝子検査を受けられるようになればいいと思いますし、もしリスクがあるなら効果的な選択肢もあるのです。人生は試練の連続。でも恐れることはありません」と手記に書いている。

   ただ、CNNによると、遺伝子検査と切除手術は高額で、保険の対象外の場合が多いという。これは日本も同じだ。街で聞いてみると、「予防で取るのはちょっとどうかな」「すごい先回り。私は考えない」という声ばかりだった。

   司会の羽鳥慎一「影響力はある。しかし、女性が手術をして公表するというのは相当なものでは…」

   立花胡桃(作家)「私は無理ですね。手術するだけでもあれだけど、公表はね。いま授乳を終えたところですが、授乳を終えたあとに母乳が残っていると、年を経て乳がんのリスクが高まるらしい。人ごとじゃない」

   小松靖アナ「意識が高められた気がしますね。ジョリーさんも『自分の経験が他の女性を救えたら』といっています」

   女性を救うのにだれも異存はないだろうが…。

文   ヤンヤン| 似顔絵 池田マコト
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