「サンキュー、シンゾー・アベ」外国人観光客ラッキー!円安でこんなものも買い物

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   とうとう1ドル102円台をつけて円安は進む。これを受けて、近ごろ街に外国人観光客が目立って増えてきた。もちろん観光地めぐりがメインだが、もう一つの目的が街での買い物だ。なにしろ、半年前に比べて2割以上も割安になった。いったい、何をかっているのだろう。

「東京ばな奈150箱7万円。前に来たときより30箱も多く買えたわ」

   「前回来た時は円高だったから30箱しか買わなかったの。でも、今回は円安なので奮発して150箱買ったわ。東京ばな奈はインドネシアで有名なの」

   インドネシアから来たというおばさんと娘は、しめて7万円もも東京ばな奈を買っていた。荘口彰久リポーターがアメリカとイタリアの男性2人の観光客だった。彼らが向かったのは銀座のブランド販売店。時計を買いに来たという。銀座店では値段が折り合わず、新宿店にも足を伸ばし、買ったのはそれぞれロレックス99万8000円とパテックフィリップ73万8000円だった。「前回来た時には円が30%も高かったので買うのを見合わせた。今回は円安になったので購入したんだ。サンキュー!シンゾー・アベ」

   秋葉原電気街や浅草の合羽橋道具街にも外国人観光客は押し寄せていた。秋葉原では軍手を大量に購入したアメリカ人観光客がいた。ガーディングに使うのだという。それにしても、こんなものをわざわざ日本から買って帰るのか? 「もちろんアメリカにも手袋はあるけどね、滑り止めの付いたのは手に入らないんですよ」と笑っている。

横浜・新ラーメン博物館はタイ観光客人気

   合羽橋で人気は食品サンプルと包丁だった。食品サンプルは土産として人気があり、部屋に飾るのだという。包丁2本を購入した女性のスロバキア観光客は「日本の包丁が一番良く切れて長持ちする」と語った。コメンテーターの石戸奈々子(デジタル絵本社長)は「サランラップやセロテープをお土産として大量に買っていく観光客もいるそうです。日本のものは簡単にすぐ切れるからがその理由と聞いています」と話す。

   菊川怜キャスター「何かうれしい。みなさん、詳しいですよね」

   荘口「タイからの観光客が多く横浜の新ラーメン博物館を訪れているそうです。日本でしか味わえない味をということでしょうか」

   司会の小倉智昭「デーブなんかどうなの。日本のギャラは円なのドルなの」

   デーブ・スペクター(テレビプロデューサー)「国税庁の調査ですか? もちろん円なので、あんまり面白くはないですね。外国人観光客は昔からブランド店や秋葉原・合羽橋にはいってたんだけど、高くて買えなかったんです。ガマンしてたのを円安になって買えるようになった」

   日本に住んでる人間に円安メリットってなにかあるかなあ。

文   ナオジン| 似顔絵 池田マコト
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