21個の電極でアミロイドの蓄積感知
平野「アルツハイマーと認知症の違いですが、認知症はさまざまな脳疾患から起こります。そして、認知症の原因となる大半がアルツハイマーによるものです」
アルツハイマーはアミロイドというタンパク質が脳の中に蓄積されることから始まる。最新治療対策として「電極が21個がついているヘルメットを被り、アミロイドが脳のどこに蓄積されているかという検査方法が登場しています」(平野)
コメンテーターの夏野剛(慶応大学大学院客員教授)は「アルツハイマーは病気が進行すると、周囲の人の負担がそれだけ重くなります。新しい検査方法や治療法の普及を急いでほしいですね」
推定患者100万人といわれる。
文
ナオジン| 似顔絵 池田マコト