男子生徒焼死の高校寮火災―4年前には「喫煙容認」で物議

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   8日(2013年5月)午後5時40分ごろ、愛知県新庄市にある私立黄柳野高校(辻田一成校長)の男子寮2階の部屋から出火し、寮の2棟が全焼し、焼け跡から1人の遺体が見つかった。遺体は行方不明になっている静岡県出身で2年生の男子生徒(16)とみられている。

   この高校は4年前に生徒の喫煙を容認していたとして問題になった学校で、そのとき取材したリポーターの阿部祐二が今回も現場から伝えた。

煙草の不始末と断定できぬ「激しい燃え方」

   出火場所は行方不明になっている男子生徒がいた部屋の向かいの部屋で、以前に喫煙を指導されたことのある男子生徒の部屋だった。この部屋から灰皿が見つかったという。ただ、警察や消防当局がタバコの不始末と断定できないでいるのは、「不思議なくらい燃え上がり方が早かった」ことだ。校長も「行方不明の男子生徒は出火直前の午後5時27分に友だちとごく普通にメールのやり取りをしており、火が燃え上がる午後5時44分まで17分間しかありません。その間に手がつけられないぐらいの燃え上がり方をした」と不思議がる。

文   モンブラン
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