ゲイ絡みの話題がタブロイド紙を騒がせている。それもこれも、NBAワシントン・ウイザーズのジェイソン・コリンズ選手(34)が、ゲイであることをカミングアウトした余波か。アメリカでは同性愛者の権利を擁護しようという動きがある一方で、偏見も根強く存在する。
とくに、マッチョなプロスポーツの世界では、これまで噂はあったものの、ゲイであることを告白した選手は皆無だった。それだけに、「スポーツ・イラストレイテッド」(5月6日号)誌上で「自分はゲイである」と告白したコリンズ選手には、勇気を讃えるコメントが各界から相次ぎ、同性婚支持派のオバマ大統領からも励ましの電話が入ったという。
ジャスティン・ビーバーもカミングアウト?
ゴシップサイトの「E! Online」のツイッターがシリアのハッカー集団の攻撃を受け、歌手ジャスティン・ビーバーがゲイであることをカミングアウトしたとというヘッドラインがツイートされた。ハッカーらの悪ふざけだったわけだが、ビーバーはゲイではないかという噂もあったから、ファンの間でちょっとした騒ぎに発展した。
英国のアイドルらにもゲイ疑惑が飛び火した。米国のボーイズバンド「イン・シンク」のメンバーで、ゲイであることを公表したランス・バスが英国の人気ボーイズバンド「One Direction」のメンバーのうち少なくとも一人はゲイではないかと発言した。ファンの女の子たちにとっては一大事だ。
Noriko Fujimoto