ゴールデンウイーク最終日のきのう6日(2013年5月)、関東から西の220か所で25度超を記録した。リポーターの黒宮千香子がいた横浜・海の公園では手持ちの温度計で29度。潮干狩りや海水浴、バーベキューなど家族連れで大いににぎわった。
同様に手持ち計測で、甲府29度、宮崎30.2度、館林28.4度、八王子27.7度、日本一暑い熊谷は31.5度だった。ところが、北海道・帯広では5月としては8年ぶりとなる積雪で、3センチを記録した。日本列島がいかに南北に長いかを示しただけでなく、GWで移動した人たちも激しい寒暖の差に体調を整えるのがひと苦労だった。
目やノドやられ、鼻水、咳、吐き気…
1日の寒暖の差が5度以上になると、体に相当なプレッシャーがかかるそうだ。これが10度となると、場合によっては生命の危険にもなると専門家はいう。あすの朝にかけては、気温が10度も急降下するところもある。
しかし、体調不良は寒暖の差だけではなかった。このところの乾燥はちょっと異常だ。5日連続で乾燥注意報が出ていた東京・足立区では、きのう未明に6棟を焼く火災が発生した。おととい山火事が発生した埼玉・おきがわ町では、先月22日から雨がほとんど降らず、1日から乾燥注意報が出ていた。日本生気象学会によると、体調不良の主たる原因はこの乾燥だという。目をやられ、喉をやられ、ひどい時は吐き気。体質が弱い人、高齢者には大敵なのだという。
司会の羽鳥慎一「きのうは暑かったが、けさはちょっと冷え込んだ」
赤江珠緒キャスター「この温度差はこたえますね」
黒宮「きのうは夏日だったにもかかわらず、マスクをしている人がけっこういました。聞いてみると、喉が渇く、セキが出る、鼻水が出ると。乾燥なんです」
5月に入って乾燥注意報出っぱなし
東京は5月2日からきょう7日まで乾燥注意報が出ていて、今週末の土曜日まで続く見込み。きのうの湿度は30%前後で、「インフルエンザがはやる秋とほとんど同じ状態だった」という。
宮田佳代子(フリーキャスター)「きのうはすごかった。鼻水が出てなんなんだろうといってたのは、これだったのね」
羽鳥「花粉症じゃないんですね」
宮田「花粉症かと思ったけど、乾燥だった」
黒宮「寒暖の差がはげしいと、鼻の奥の血管が刺激されて、サラサラした鼻水が出ます。寒暖差アレルギーですね」
舞の海(スポーツキャスター)「私も体調悪い。鼻水ポタポタ」
赤江「どうしたらいいんですか」
黒宮「体温調節ができるように服装に気をつけること、あとは水分補給ですね」
舘野晴彦(月刊「ゲーテ」編集長)「乾燥注意報に気づかなかった」
宮田「爽やかでいいなぁと…」
敵は思わぬところにいた。