車盗難に甘い日本―ハンドルロックや警報ブザー必需
コメンテーターの潟永秀一郎(「サンデー毎日」編集長)「国内で盗難にあった車はほとんど海外に持ち出されています。しかし、車のまま海外に送り出そうとすれば規制が厳しい。そこで、主要部品などを取り外して、パーツとして送り出せば規制は緩くなります。高橋さんの車のパーツが外され、車体が燃やされたのは、犯人たちが証拠隠滅を図ったからでしょう」
国沢は「日本人は自分の車の盗難について認識が甘すぎます。盗まれても運が悪かったで済ます人が多いのですが、ハンドルにロックを掛けるとか、ドアをこじ開けようとしたら警報装置が作動するとか、何重もの盗難対策を取るべきです」
ただ、警察は盗難防止ブザーが鳴っても一人慌てて駆けつけるなと注意を促している。盗難犯が武器を持っていたりすると、帰って危険なこともあるからだ。
文
ナオジン| 似顔絵 池田マコト