きょう2日(2013年5月)の「モーニングバード!」でいちばん笑えたお話がこれだ。京都・福知山市動物園の二本松俊邦園長が「こんなん初めてで困っとる。放浪癖があるのかもわからん」という。人気者のリクガメ「亀吉」が先月27日午後4時に目撃されて以来、行方不明だという。
といっても、「段差があったら越えられへんし、ミゾ渡られへんし、行動範囲が知れてるん」(園長)で、その辺にいることは間違いないのだが見つからない。動物園の周囲は自然の池や山林で、30日には池の水をすべて抜くなどしたのだが、やっぱり見つからなかった。
もともと大阪市内を徘徊していたところを捕獲
しかし、ついに発見された。きのう1日午前9時半から市職員ら十数人で本格捜索したところ、約1時間後に「いました!」。動物園から約200メートルの雑木林の中で、倒木に阻まれて立往生していた。「あー、よかった。なにしとん?こんなところで、お前」と園長に抱き上げられて無事帰還し、捜索していた人たちの拍手に迎えられた。
見たところはなんら変化はないようだったが、35キロあった体重が30キロに減っていたという。これは相当なことだ。その映像にスタジオは大喜びとなった。
松尾貴史(タレント)「逃げた動物を捕まえたとき、普通に地べたに置かないで」(爆笑)
この亀吉(ずいぶん投げやりな命名だが)はケヅメリクガメといって、アフリカの砂漠に生息する。暖かい場所を好むが、もともと10年前、大阪市内を放浪していたのを動物園が引き取ったものだった。推定20歳という。
小松靖アナ「なにかから逃げたかったのですかね」
司会の羽鳥慎一「体重減るんですか。大冒険だったんだ」
松尾「20歳ってことは、あと80年とか生きるんでしょうね」
高木美保(タレント)「これで呼び物になったらいいですね」
羽鳥「福知山動物園、人気が出る。人間だと何歳なのかな」
スタッフのだれかが「寿命は30年」
羽鳥「え、あと10年?」
園長が「ちょと遊びすぎ」と突ついたら、スッと首を引っ込めていた。とにかくおかしいカメさん。