きのう4月30日(2013年)、横浜市中区の繁華街でカラスの死骸が点々と20羽みつかった。ハトも死んでいたという情報もあり、鳥インフルエンザが疑われ、一帯は通行も規制されて警察官が1羽づつ慎重に回収した。商店のわきにカラスの死骸が転がっていて、ゴム手袋の警官がビニール袋に入れていく。異様な光景だ。
2月にも7羽。農薬「シアノホス」検出
死んでいたカラスに外傷はなく、緑色の吐瀉物も認められたという。横浜市はカラスが同じ場所・同じ時間に10羽以上死んでいる場合は鳥インフルエンザの検査をすることになっていて、この日も衛生研究所に鑑定を依頼した。結果は出ていない。
横浜では2月にも7羽のカラスの死骸が泉区で見つかった。調べた結果、カラスの胃から農薬「シアノホス」が検出され、何者かがカラスのエサに農薬を混ぜたとみられる。カラスは用心深いが、専門家は4月から6月は繁殖期で貪食の時期なので、これをねらったのではという。
司会の羽鳥慎一「ドキッとしましたね」
宇治原史規(タレント)「鳥インフルエンザを思いますよね」
ナビゲーターの小松靖アナは「緊張が走りました」と話を終わってしまった。おいおい、もうちょっとしつこく追わんかい。
各空港でビーグル犬が活躍「水際作戦」
小松はかまわずイヌの写真を出してきた。かわいいビーグルが「農林水産省」「検疫探知犬」と書かれたチョッキを着ている。これ、国内の空港で鳥インフルエンザ食い止めの水際作戦に従事しているイヌたちなのだった。農水省はゴールデンウィークの期間中は成田空港、先月22日からは福岡空港と中部国際空港に検疫探知犬を配備した。成田空港の映像では、乗客が荷物をピックアップするエリアで、ビーグルがトランク類をかぎ回っている。食べ物を見つけると、お座りして知らせる。
こうしてみつかった食品類が映し出されると、みたところ「鳥の唐揚げ」「ソーセージ」などがゴロゴロ。もともと1か月に600キロは見つかるのだそうだ。検疫窓口には「悪性伝染病発生中!」と大書してあり、「鳥インフル」とも書いてあるのだが、中国、台湾での騒動の最中に持ち込むとはどういう神経なのか。動物検疫所の実績では、年間約5000件、8000キロもの輸入禁止食品を食い止めているという。
成田空港ではギャリーというビーグルが休日返上で働いている。その姿が愛らしい。
羽鳥「嗅覚がすごいんだ」
小松「人間の100万倍といわれますが」
各地の空港で働く10匹の写真が紹介され、全部ビーグルだ。
小松「なぜビーグルか。狩猟犬なので鼻がいい。好奇心も旺盛。もうひとつ、いちばんの理由というのがあんです。何だと思いますか」
宇治原「連休に予定がない」(笑い)
小松「外見がかわいい。警戒心、恐怖心をもたれない。麻薬探知犬でジャーマンシェパードがいますが、あれは…」
松木安太郎(サッカー解説者)「怖いよね」
小松「ビーグルならかわいいと」
立花胡桃(作家)「チワワでもいいんですか」
羽鳥「チワワで嗅覚がすごければいいか」
ビーグルにはもうひとつある。手間がかからず、おとなしく、こんな飼い易いイヌは他にいない。