自分のことをギャグにできていれば…
28日午後、浅草で一緒にいた漫談家の牧田博さんは「楽屋で話してたが、全くいつもと同じでしたよ。弟子に『オレちょっと喫茶店に行くから』といって出たが、 時間になっても現れないので、弟子が探したがどこへいってもいなかった」。この「喫茶店に行く」はいつものことで、だれも気にしなかったという。
また、上野ではくじらの店「捕鯨船」の店長が牧に声をかけていた。「なんで死ぬまで歌の通りなの。あーあ、やんなっちゃったと、そんなバカな…」
司会の羽鳥慎一「直前まで普通だったようですが、死ぬまでの足取りがわからない」
舘野晴彦(月刊「ゲーテ」編集長)「病気のこととかあったのかなあ」
宮田佳代子(フリーキャスター)「牧さんの『やんなっちゃった』は不思議な力がありましたよね。ご自身のことは笑いにできなかったのかなと」
舘野「起承転結が見事だった。努力で積上げてきた」
舞の海秀平(スポーツキャスター)「笑いを与えてくれる人がこういう終わり方は残念ですね」
羽鳥「クリエイティブなものの裏側というのが、もしかしてあるのかもしれま せんね」
秘密は知らない方がいいのかもしれない。
文
ヤンヤン| 似顔絵 池田マコト