牧伸二「自殺」脳出血克服しても血管障害あるとウツなりやすい

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「ステージは明るく面白い人に多いが、プライベートは一人で思い悩むタイプ」

   昭和9年生まれの芸能人で結成された「昭和九年会」のメンバーの藤村俊二は「牧伸ちゃんと自殺が結びつきません」、ケーシー高峰も「まさか。こういうことをなさる人じゃない方だから…。常に前進、前進だったからね」

   コメンテーターの精神科医、香山リカがこんな分析をする。「面白い芸人の方ってふた通りあると思うんです。もともと明るくて元気で社交的で、その延長としてステージに立たれる人。それとは逆に、ステージはとっても面白く元気で明るい面を出し切っても、プライベートでは静かで思い悩んでいるタイプ。話を聞いていると、牧さんは後者のタイプで、普段は物静かで一人でいることが多い。脳出血を患って克服したけれども、脳の血管に問題があるとウツになりやすいということは知られています、加齢もあって考え込みやすい性格だったのではないでしょうか」

   あの明るい笑い誘う漫談が舞台でみられないのは残念。

文   モンブラン
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