週刊文春・AKB全面戦争!河西智美と社長「深夜の親密」業界ご法度の商品お手つき

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   『週刊文春』とAKB48の取材合戦は、もはや「戦争」といってもいいのかも知れない。去年(2012年)の2月18日号で「AKB48は事務所所長の『喜び組』」という記事を掲載して、AKB48の運営会社AKB窪田康志社長から提訴され、係争中だという。

   さらに、峯岸みなみや柏木由紀のスクープのあたりから、週刊文春の記者の顔写真やクルマのナンバーがメンバーやスタッフの間に出回ったそうである。だが、窪田社長とAKB48の河西智美(21・第2期)との動かぬ証拠写真を「めげずに張り込んだ」末にものにしたのだ。週刊文春によればこうである。

<男はAKB48を管理運営する会社のトップ窪田康志氏。他に類を見ないアイドル集団を作り上げた、辣腕の社長である。ヒロインはAKBの河西智美。これまで「総選挙」で上位を維持してきた、ファンに支持されるメンバーだ。写真集の表紙に児童ポルノまがいの写真を使い、騒動を巻き起こしたこともある彼女だが、 五月三日の公演を最後に、AKBを卒業することが発表されている。
(中略)場面は深夜の高級住宅街へと移る。眼光鋭く周辺を警戒する男のもとに女がかけ寄る。上下ジャージのリラックスした格好。馴れた様子で男につき添う姿から、浅い付き合いでないことがうかがえる>

   2人は男の家へと姿を消していったという。河西が現在住んでいる超高級マンションの販売価格はなんと数億円だそうである。しかも、そこは窪田社長が以前住んでいた場所だという。プールにサウナ、フィットネスジムが完備され、コンシェルジュが常駐し、自室までは5重のオートロックで守られたお城のようなマンションであると週刊文春は書いている。

「河西以外の子とも食事。将来の不安について聞けるのは僕だけ」

   AKB関係者が彼女についてこう話している。

<「セレブ女優がつけてそうな大きなサングラスをして集合場所に堂々と遅刻してくるし、レッスンや握手会をドタキャンすることもある。その癖、本番直前に目立つ所で一人で練習して『できない』『どうしよう』と泣き出すんだけど、わざとらしかった」>

   窪田社長はどう答えるのか。電話でこう話したという。<「彼女だけでなく選抜(メンバー)とは毎日のように順繰りに食事をしてますよ。三百六十五日あったら三百日はメンバーと食事してるんじゃないですか。(河西は)卒業前なのでいろいろ相談ごとがありますし、昨日も河西以外の子と食事してますし。将来は不安を持つじゃないですか。それを聞けるのは僕だけだってことですよね、今のAKBは」>

   週刊文春はこんないいわけに納得するはずがない。こう結んでいる。<だが、カメラはしっかりと業界御法度の「商品お手つき」の決定的証拠をとらえている。恋愛禁止のルールを破った河西、そして社長には今後どのような処分が待っているのだろうか>

   AKB48と若いタレントやファンとの恋愛沙汰なら何度も起きているから驚かないが、運営会社の社長が商品に手をつけたのでは示しがつくまい。秋元康裁定はいかに?

太地喜和子から逃げた三國連太郎「(彼女の)体にひれ伏すことがイヤだった」

   三國連太郎が亡くなってしまった。奇しくも、彼が探求して止まなかった親鸞と同じ卒寿であった。以下に私が連載している『ジャパンナレッジ』の「コトバJapan」で書いた三國の部分を引用させていただく。

<「狂気の役者」とも呼ばれたが、その原点は彼の生い立ちにある。父親の祖父の出身は被差別部落で、父親は電気工事の職人だったが「権力を忌み嫌い、反骨精神にあふれた男」(『生きざま死にざま』KKロングセラーズ刊、以下『生きざま』)だった。奉公先から追い出され孕んで困っていた娘と出会い、結婚して三國が生まれる。
   学歴のない父親は子どもたちの教育に熱心だった。勉強嫌いの三國が中二のとき学校をやめるといいだして父親にひどく殴られ、家出を繰り返し朝鮮半島にも渡っている。
   召集令状がくるが「赤紙一枚で死ぬことは嫌でした」(『生きざま』)と、兵役忌避をして朝鮮半島へ渡ろうとした。直前、母親に書いた手紙を、息子が兵役忌避をして一家が村八分になることを恐れた母親が警察に届けたために捕まり、中国の戦地へ送られてしまうのである。
   三國は国ではなく國にこだわった。国には王の字が使われているのが嫌だ、国家というのは不条理なものだと話したことがある。反権力・反骨は父親譲りであろう。
   俳優生活は順調で数々の賞も受賞するが、50歳頃に西アジアにドキュメンタリーの撮影に行き、宗教への関心を芽生えさせる。なかでも鎌倉時代に「仏の前にはみな平等」と説き、命を賭して被差別救済に生きた親鸞に傾倒していき、15年の歳月をかけて映画『白い道』を自ら監督して完成させるのである。(カンヌ映画祭審査員特別賞受賞)
   三國は4度の結婚をしている。3度目の結婚相手は神楽坂の芸者で、その息子が俳優の佐藤浩市である。父親らしいことを何もしてもらわなかった佐藤は、最後まで父とは呼ばずに「三國」といっていた。
   女性遍歴も有名だ。広島で戦地へ出発する日、これが最後かもしれないと思って駆け込んだ遊郭で「女菩薩」のような女性に出会ったという。彼女が忘れられず、1946年に日本に戻って、すぐに広島に向かったが、そこは無惨な瓦礫の原になっていたそうである。
   三國が39歳の頃、18歳年下の女優・太地喜和子と激しい恋に落ちた。『生きざま』で三國は彼女に「女性観に強い影響を与えられた」と書いているが、太地の一途さに彼のほうから離れていったようだ。後に三國は彼女の「体にひれ伏すことがイヤだった」と語っている>

   『週刊新潮』は太地がある雑誌でこう話したと書いている。 <「彼は私を抱きながら、私の過去をよくききたがった。特に性体験のさまざまを‥‥‥私は彼の催眠術にかかったように、すべてを話してしまったけど、あのころの私は、彼の血だって平気ですすることができたし、痰だって飲むことができたでしょう」>

   死ぬ2日前に、病床で三國はこう呟いたという。

「港に行かなくちゃ。船が出てしまう」

   こんな俳優は二度と出てこないだろう。

敗訴の週刊現代あらためて報じて欲しい―中田カウスと山口組の関係「黒なのか白なのか」

   きょう(2013年4月26日)の『asahi.com』にこんなニュースが載っている。

<講談社に賠償命令 中田カウスさんの記事で大阪地裁
   週刊現代の記事で名誉を傷つけられたとして、漫才師の中田カウス(本名・野間勝道)さん(63)が発行元の講談社(東京)と当時の編集長に計5500万円の損害賠償と謝罪広告の掲載を求めた訴訟の判決が26日、大阪地裁であった。西田隆裕裁判長(増森珠美裁判長代読)は講談社と編集長に対し、計220万円の支払いを命じた。謝罪広告の請求は退けた>

   週刊現代は2011年11月26日号と12月10日号で、カウスが元タレントの島田紳助(57)に暴力団組長を紹介した。吉本興業の元社長を脅したなどと報じたが、西田裁判長は「裏付け取材が不十分」だと判断したようである。

   以前からいわれている中田カウスと山口組や他の暴力団との「関係」は黒なのか白なのか。これからも「十分な裏付け」をとって報じてもらいたいものである。

東電「国民の税金タレ流し」1日の仕事を4日でやる殿様体質目に余る!

   『週刊朝日』の「東電福島第一原発事故『賠償金算定』驚愕の実態」は注目すべき記事である。東京都江東区にある、福島第一原発事故を巡る東電の補償業務データ入力の仕事をしたジャーナリストのレポートだが、東電のいい加減な仕事ぶりに怒りが沸いてくる。

<結局、私が在籍した5カ月間で、『有意義』な仕事をしたのは全就労時間の3分の1程度だったのではないか。事実、作業が中断するたびに、派遣社員の間から『一日でできることを4日でやる会社』という声が囁かれ始めた。
   その後ろめたさのせいか、体力的には楽な仕事だったが、辞めていく人が相次いだ。派遣会社は人員増に躍起になっていて、昨夏には、われわれに対して、誰かが面接に来てくれたら5千円、契約したら3万円という破格の『紹介キャンペーン』まで提示。昨年9月ごろには、他の派遣会社も含めて人員は2千人ほどにまで膨らんだ。単純計算すれば、派遣会社はわれわれに支払う人件費だけでも月3億~4億円。東電につぎ込んだ税金が、こんな形で使われていたのである>

   機密保持のためと、昼でもブラインドを下ろして電気を煌々と灯していたのに、こんな盲点があった。<さらに危惧すべきことは、ここから東電の社内ネットワークにつながることだ。われわれ派遣社員も使っていた社内ネットワークの項目を見て驚き、怖くなった。外部につながらないという安心感からなのか、社員名簿から原子力設計情報、管理部、各発電所の情報、高圧線管理など、あらゆる分野の項目があった。

   さすがに、そこから先は専用パスワードが必要なため、内容を見ることはできなかったが、優秀なハッカーであれば、簡単に入り込めてしまうだろう>

   こうした東電の殿様体質のために、補償金を待ちわびる被災者のもとへなかなか届かないとしたら、こんなバカなことはない。われわれの税金を湯水のように投入していることを東電はどう考えているのか。こうした情報をもっとメディアは流して欲しいものである。

テロリストは「日米同一視」次に狙われてもおかしくない対米追随ニッポン

   ボストンマラソンの爆弾テロ事件は世界中を震撼させたが、2人の容疑者の1人が死に、もう1人は重傷だからか、なぜ彼らがあのような犯行に及んだのか、背後関係はないのか、さらなる爆弾テロはあるのかなどの情報が伝わってこない。

   そのためか、週刊文春、週刊新潮には後追い記事が見当たらない。週刊現代だけがトップで次は日本が狙われると警鐘を鳴らしている。

   <アラブのテロの温床だったレバノンで大使を務めた天木直人氏も、「テロリストは日本を狙い出す」と懸念を示す。

   「安倍首相が日米同盟を強化すればするほど、テロリストは日米を同一視して襲ってきます。私はアラブのテロの恐ろしさを身に沁みて知っていますが、あれは襲ってきたら防ぎようがありません」

   軍事ジャーナリストの黒井文太郎氏によれば、日本には、いわゆるテロ三要素が揃っているので、特に要警戒だという。

   「まず第一に、大量のテロ予備軍の存在です。格差社会の閉塞感の中で、社会に不満を持つ引きこもり、民族主義者、軍事マニアなどが大勢います。

   第二に、爆弾の製造が容易だということです。爆薬の入手は難しいものの、工業用爆薬や化学肥料からも作れます。そして爆薬さえ入手すれば、今回のテロに使われたような爆弾の製造方法は、インターネットを見れば、懇切丁寧に書いてあります。

   そして第三に、日本は欧米先進国に比べて、極めて警備が緩いということです」>

   いまの時代、テロはどこでも起こる可能性がある。その憎しみを生み出した元凶の一つは間違いなくアメリカである。盲目的な対米追随ではなく、日米同盟が日本に与える悪影響についても十分に議論されなければいけないはずである。

20代女性「婚活」ターゲットは五十男!安心感があって精神安定剤

   週刊新潮にしては珍しい記事をやっている。「20代初婚女性にもてはじめた五十男」がそれだ。大手結婚相談所『ツヴァイ』でイベント事業を担当する高田康太さんがこう話している。

<「インターネットの婚活サービスを始めて8年になりますが、この間、ネットが普及したことで、婚活サイトを利用する中高年男性は確実に増えました。例えば、年齢制限を設けないでイベントを企画すると、50代以上の男性が参加男性の半数近くを占めてしまうこともありました。一方、婚活する女性の人は30代ですから、その結果、中高年男性とアラサー女性が出会うことになるんです」>

   その結果、五十男と結婚する初婚で20代後半の女性が増えているというのだ。55歳の会社の先輩と結婚した美穂さん(31)はこういう。<「夫は、顔も体型もおじさんで、頭も薄いんですが、その分、安心感があるのか、最初から話しやすかったんですよ。仕事の愚痴も話せますし、私にとっては精神安定剤みたいな存在です」>

   筆者のにらさわあきこさんは、取材を通して、女性に好かれる年上の男性像とは、このようなものだという。<「『若さ』を売りにすることなく、『年上臭さ』も感じさせない、その年齢にふさわしい態度で堂々としている人であり、女性の話に耳を傾ける余裕のある人だった。その上で、清潔感があり、世代に縛られない感覚を持っている。なお。気になるセックスに関しては、『同世代のほうがセックスレス』(31歳・派遣)などの意見も寄せられた」>

   私は手遅れだが、これからは中高年が若いカミさんをもつことが当たり前の時代になるのかもしれない。嗚呼、あと10年若さがほしい!

歩きスマホ即刻禁止!注意力低下で駅ホーム転落や人と衝突

   常々、駅のホームなどを歩いていて、スマホを使っている連中にハッとさせられたことが多い。とくに若い連中は後ろのことを考えずに、いきなり止まってスマホをかけるから危ないのなんの。『週刊ポスト』がそうした世の空気を取りあげて、こういう特集を組んだ。「危ねえよ!!『歩きスマホ』を禁止しろ」

   愛知工科大の小塚一宏教授はこう語っている。<「スマホでツイッターをしながら歩いた場合、横方向への視線の移動範囲は3分の1にまで縮小します。顔を動かさず視線だけで前方を見ても、ちらっと見るだけなので視線は下向き状態のままでスマホ画面から離れていない。周囲の危険を認識して対応しようという判断力や注意力が落ちた状態になっています。つまり、人とぶつかりやすいのです」>

   週刊ポストによれば、国交省が鉄道事業者と行なった調査で、首都圏(1都3県)の駅ホームからの転落事故は2011年度に3243件。このうち「携帯電話使用中」は18件あったという。歩きスマホは即刻禁止することに大賛成である。

中国「男余り」アダルトグッズ市場1兆円~日本AV違法ダウンロードで闇商売

   同じ週刊ポスト。13億人以上の人口を抱える中国では、2020年に男性の結婚適齢期人口が女性よりも3000万人多くなると予測されているそうで、男余りの国家では「性欲処理」が深刻な問題となるという記事がある。

   中国のアダルトグッズの見本市「第10回中国国際成人保健及生殖健康展覧会」が、4月12日から3日間、上海市で開催されたそうである。数々のオナニーグッズも出品され、中には「TENGA」の偽物「TENCA」もある。

   『中国セックス文化大革命』の著者・邱海涛氏が「中国のアダルトグッズメーカーは3000社を超え、市場規模は今や1兆円に迫ると推測されています」という。

   日本人AV嬢も人気がある。『中国人の取扱説明書』の著者・中田秀太郎氏がこう話す。<「中国ではエロサイトの閲覧が規制されていますが、『迅雷』などのフリーソフトを使って日本のAV画像を違法にダウンロードする人がほとんどです。路上でも違法DVDが闇販売されています」>

   中田氏はこうも語る。<「非合法ですが、中国にも性産業が存在します。上海だと、本番ありのデリヘルが600元(約9900円)ほどです。サウナといって、大浴場で汗を流した後、個室に案内されて女性と一戦を交える風俗店もあります。上海なら650元(約1万725円)からが相場です」>

   自動車産業よりもこちらの産業のほうが将来性がありそうに思えるが。

元木昌彦プロフィール
1945年11月24日生まれ/1990年11月「FRIDAY」編集長/1992年11月から97年まで「週刊現代」編集長/1999年インターネット・マガジン「Web現代」創刊編集長/2007年2月から2008年6月まで市民参加型メディア「オーマイニュース日本版」(現オーマイライフ)で、編集長、代表取締役社長を務める
現在(2008年10月)、「元木オフィス」を主宰して「編集者の学校」を各地で開催。編集プロデュース。

【著書】
編著「編集者の学校」(講談社)/「週刊誌編集長」(展望社)/「孤独死ゼロの町づくり」(ダイヤモンド社)/「裁判傍聴マガジン」(イーストプレス)/「競馬必勝放浪記」(祥伝社新書)ほか

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