県営住宅の階段踊り場に古タイヤが置かれ炎を上げていた。「110番、110番!」と叫ぶ取材スタッフ。愛知県安城市で起きていた連続放火事件で、FNN取材班が激しく燃え上がる炎と放火犯逮捕の瞬間を捉えた。
愛知県安城市で3月から23件
田中大貴リポーターは「安城市では3月(2013年)から放火と見られる火災が23件起きていました」と伝えた。逮捕されたのは同じ県営アパートに住み、この火災現場すぐ近くの部屋の石崎孝行容疑者(36歳)だった。
取材班の東海テレビ・丹羽記者は「連続放火事件の大半はこの県営住宅周辺で起きていました。そこで、県営住宅の自警団パトロールに同行取材をさせてもらっている最中に放火が起き、犯人が捕らえられました」とレポートする。
メインキャスターの小倉智昭「なぜその場所だとわかったの?」
丹羽「パトロールの最中の県営住宅自治会長から、きな臭い臭いがするという連絡が入りました。それで、現場に駆けつけて見ると炎が上がっていました」
火災直後、警察官が石崎が住む部屋のドアを激しく叩き、「ドアを開けなさい。出て来なさい!」と叫ぶ音声も放送された。小倉「彼が放火犯だと特定できたのはどうしてなんですか」
取材班のリーダー岡田孝平記者は「県営住宅周辺で放火事件が連続しているということで、警察も張り込みなどパトロールを強化していたようです。そして昨夜(4月25日)、その最中に石崎が犯行に及ぶところを目撃したと思われます」と伝えた。
文
ナオジン| 似顔絵 池田マコト