米中韓と北朝鮮が探る「ミサイル騒ぎの落としどころ」日本はカヤの外?

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   北朝鮮の金正恩第一書記が「朝鮮人民軍創建記念日」のきのう25日(2013年4月)にようやく姿を現した。司会のみのもんたは「10日ぶりかな、登場は。しかし、凄い演説だったね。『いま将兵の手は発射ボタンの上におかれている』と言うんだから」

中国・韓国とのギクシャク見て「日本を核兵器で痛めにあわせる」

   演説は過激で挑発的だった。「われわれの大陸間弾道ミサイルは、ホワイトハウスとペンタゴン、ハワイとグアム島をはじめとしたアメリカの巣窟が第一の攻撃対象物と入力されている。アメリカに同調する日本も核兵器によって痛い目に遭うだろう」

   シブい顔で与良正男(毎日新聞論説委員)が日本を取り巻く状況を解説した「いま一番大事なのが日韓と日中の関係です。北朝鮮に対峙するためにもね。ところが、安倍さん、やや抑えがきかなくなっている。こうなると向こうの国の世論にも火が付きかねない。予定されていた日韓外相会談もキャンセルになった。韓国の外相は日本と中国のパイプ役になるつもりでいたんですから、その道が閉ざされてしまいましたね」

   吉越浩一郎(企業アナリスト)「日中の間のもめ事も表層的な動きに左右されています。基本の戦略が希薄な気がするので非常に心配しています」

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