「沖縄の米軍基地に日本はモノをいえない。TPPだってアメリカのいいなり」
赤江珠緒キャスター「なぜいま急にやるんでしょうか」
沖縄国際大学大学院の前泊博盛教授は「歴史を自分たちの都合のいいように塗り替えたいと思ったのではないか」という。「対米従属と批判されています。地位協定の改定もできない。安保も追随。そこでそれらにフタをして、口先だけ『主権回復』というイメージ戦略ではないか」。面白い。
玉川はさらに、新右翼団体「一水会」の鈴木邦男最高顧問にも聞いたが、これはもっと面白かった。「(なぜいまかは)わからない。憲法改正だとか、国民栄誉賞だとか、どんどん勢いのいいことをやっていこうという感じがしますよね。けっこう頭のいい人が考えてるんでしょう。主権回復でも、オレたちのお陰で…みたいな押しつけがましさがあって、沖縄の反対で『あ、しまった。沖縄があった』と思ってるんじゃないですか。多分ずさんなんです」
玉川「沖縄を忘れてた?」
鈴木「と思いますよ。ある意味、まだ主権回復してませんからね。沖縄の米軍基地に日本はモノをいえない。TPPだってアメリカのいいなり」
高木美保(タレント)「基地を県外に出すと言い張ったのは民主党だけなんですよね。失敗しちゃったけど」
玉川「愚か者扱いですよね。祝典なら5月15日では?」
オスプレイが日本国内を飛び回り、東京・横田基地の管制空域が関東地方の真ん真ん中を占領していて、何が主権回復だ。しかし、中国の船が領海を侵犯し続け、北がミサイルを撃ったりすると、話は真っすぐには進まない。困ったことだ。
文
ヤンヤン| 似顔絵 池田マコト