所在不明の児童・生徒976人!他にもありそうな子殺し・遺棄
司会のみのもんた「ある地方の役所では、ある程度強制的に児童の身体検査をするんですね。体に傷や痣がないか。それでも(虐待が)後を立たない」
小松成美(ノンフィクション作家)「子供や社会はみんなのもの。助けてあげられなかった。それがとても残念。行政はとても努力はしているが」
金井辰樹(東京新聞政治部記者)「行政はどこまで立ち入れるのかですね。今回のケースは早くから異常を気づいてアプローチはしていたと思う。しかし、行政が秦野と横浜とまたいでいたり、警察と児童相談所が情報を共有していたかという点が課題になって行くと思いますね。学校の体罰やいじめはある程度目が届くようになってきているとは思うが、家庭内の事は家庭に任せようという風土があるので、虐待の根絶は難しいですね」
去年の5月時点で、「1年以上所在を確認できない児童・生徒」は976人(小学生704人、中学生272人)いる。北川正恭(早稲田大学大学院教授)は「行政指導の限界があるのなら、警察権を入れるべきですね。親のネグレクトもあるわけだから。戸籍番号とかいろいろとあるけれど、共通番号・マイナンバーとか」
みの「976人の子供たちの行方がわからないの。どういう国かね、日本って。(この数字は)同じ日本でしょ?」
警察、文科省などで「所在不明児童・生徒捜索チーム」というのを専門チームを作る必要はないか。
(磯G)