安倍首相読み間違えた「靖国参拝」自分が行かなければ大丈夫

全国の工務店を掲載し、最も多くの地域密着型工務店を紹介しています

   きのう23日(2013年4月)、国会議員168人が揃って春の例大祭の靖国神社を参拝をした。中国メディアは四川省地震のニュースを中断して、速報でこれを報じた。安倍首相の側近は「(中国・韓国に)配慮しても何もならならない。どうあってもあれこれいってくる」と平然としているが、関係がさらにこじれたことは間違いないだろう。それとも、こじれてもかまわないという考えなのだろうか。

政府ナンバー2麻生副総理に「中韓」敏感に反応

   政治アナリストの伊藤惇夫(政治アナリスト)は「安倍さんは首相と官房長官、外務大臣が参拝しなければ大丈夫と考えたのではないでしょうか。21日に麻生副総裁が参拝をしていますが、これも自民党のナンバー2だから強い反発はないと考えた。しかし、自民党のナンバー2ではなく、政府ナンバー2というのが中国や韓国の受け取り方でしたよね。出方を読み間違えたと思います」と分析する。

   元駐中国防衛駐在官で現在は東京財団研究員の小原凡司氏は「2月に麻生さんが韓国を訪問した時、朴大統領から教科書問題など歴史的認識についてクギを刺されています。それなのにまたこういう行動に出た。韓国としては到底認めがたいでしょう」と説明する。

   コメンテーターのデーブ・スペクター(テレビプロデュサー)「海外から靖国問題を見ると、かつての戦争を美化している場所と見る人が多い。普段から参拝しているのならまだしも、お祭りの時にしか行かないというのは、そこに何らかの意図があると見えてしまう」

文   ナオジン| 似顔絵 池田マコト
姉妹サイト