香川を育てたチームに「これからもよろしく」
問題は次だ。日本にもボーナスが舞い込んでくるという話だ。
笠井「これは日本にも影響しているんです。なぜかと言いますと、香川はドルトムントに行くまでは、日本のセレッソ大阪(17~21歳)、その前はFCみやぎバルセロナ(12~16歳)にいました。実はこのセレッソ大阪とFCみやぎバルセロナにも、マンUから合わせて約4500万円支払われることになっているんです」
連帯貢献金というもので、育てたチームにもお金を渡し、これからもますますいい選手を輩出してもらおうという制度だそうだ。
キャスターの菊川怜「第2の香川が出る軍資金になるかもしれませんね」
これが呼び水となって、日本のサッカー界に連帯貢献の循環が生まれたら嬉しい話だ。
文
一ツ石| 似顔絵 池田マコト