海外支援断り続ける中国政府「手抜き工事、防災不備見られたくない」
中国政府が海外支援を受け入れない理由について、中国情勢に詳しい東京財団研究員の小原凡司氏は「2008年の地震のときに指摘された、手抜き工事などの人的要因で被害が拡大した可能性を海外の目に触れさせたくないからではないか」とみている。
小倉智昭「2008年のときも最初はいらないといっていた。日本には助けてもらいたくないのでしょうか」
コメンテーターの竹田圭吾(国際ジャーリスト)は「半分は面子の問題があるかもしれないが、残りの半分は、被災地が山奥なので土地勘のない外国人が入ってきても負担が大きいという面もある」と見る。宋美玄(産婦人科医)は「状況がしっかり把握できていないのに、支援体制は十分であると判断するのは難しいのではないか。面子が見え隠れしている」という。
渡辺アナ「きのう(2013年4月22日)、中国の主要メディアはロシアの救助隊が到着したと報じましたが、直後に外交当局は否定しました」
発足したばかりの習近平体制の威信がかかっているだけに、救助活動、メディア対策を含め対応には相当に神経を尖らせているようだ。
文
一ツ石| 似顔絵 池田マコト