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「史上最悪のフーゾク店・地雷女」を知ってるか?

   『週刊ポスト』の巻頭特集「米デンバー日本総領事館『北朝鮮スパイ疑惑』」は正直イマイチの作りだが、「史上最悪のフーゾク店へようこそ」はバツグンにおもしろい!何とすごいフーゾク店が出てきたものだと驚いた。「地雷女」ばかりを集めたデリヘルが大ブームになっているというのだ。「地雷女」とはほかのフーゾク店では置いてもらえない、個性的すぎる女性たちの意だという。

   私は『週刊現代』に配属されたばかりの頃、トルコ風呂(今のソープランド)の記事ばかり作らされた。当時はこうしたトルコ情報は週刊誌の売り物だったので、ときにはデスクから「取材費」をもらって体験取材をした。広岡敬一さんというトルコロジスト(トルコ風呂の専門家)から情報をもらって、鼻を膨らませて突撃する。領収書はもらえないから、相方の女の子に自分の名刺に「金2万円 たしかに頂きました」と書いてもらって経理に出せば、お咎めなしの時代だった。その当時でもデブ専など好事家好みの店はあったが、これほど個性的な店は聞いたことがない。

   店のホームページに上げられた宣伝文からしても前代未聞である。「地雷ガールの濃厚危険球!貴方のバットで見事打ち返して下さい。消える魔球~ビーンボールまで、迷・珍選手たちの多種多様な艶熟ボールを体当たりで体感して下さい。風俗を止めたい方~各種宴会の罰ゲームまで、遊べば夫婦円満!彼女の有り難さ倍増!都内随一危険球専門店」

   この店の名は「デッドボール」。東京は鶯谷、新宿歌舞伎町、埼玉・西川口に拠点を構える派遣型フーゾクである。「『デッドボール』で採用されなければ風俗という業界を諦めてもいい」といいきる。「デブでも、ブスでも、大丈夫! ルックス問いません」「妊娠線、手術痕なんのその!刺青・タトゥーもOK」だそうだ。

   この店の殿堂入り、終身名誉地雷と讃えられている大エースが62歳のオビスポ選手だ。身長157センチ、バスト100(Dカップ)、ウエスト80、ヒップ100。彼女のキャッチコピーは「年中無休の看板娘」だそうで、還暦を超えているのに、1日も休まず激務をこなしている。

「問答無用のデッドの看板娘!!毎日自分で言った時間に来た事がない、仕事を振っても行くまでが遅い上に、場所がわからず迷子になり逆切れ気味で電話が掛かってくる」
「毎日なぜかスーパーの袋を持ち歩いていてそこから異臭がするが中に何が入っているかは未だに謎です」

   三大地雷といわれる45歳の石川選手は40代にして総入れ歯である。「総入れ歯、パイパン、ツチノコみたいな体型、(中略)新人イビリ、オプション品の100円で店が購入したローターをお客様に1000円で売りつける性悪さetc」

   ちなみに、この女性たちは通常価格では客がつかないため、全て70分6000円の激安価格となっているそうである。なかなかの繁盛だそうだが、私は行く気はない。だが、こうした笑える記事も週刊誌を読む楽しみである。どなたか挑戦してみます?

元木昌彦プロフィール
1945年11月24日生まれ/1990年11月「FRIDAY」編集長/1992年11月から97年まで「週刊現代」編集長/1999年インターネット・マガジン「Web現代」創刊編集長/2007年2月から2008年6月まで市民参加型メディア「オーマイニュース日本版」(現オーマイライフ)で、編集長、代表取締役社長を務める
現在(2008年10月)、「元木オフィス」を主宰して「編集者の学校」を各地で開催。編集プロデュース。

【著書】
編著「編集者の学校」(講談社)/「週刊誌編集長」(展望社)/「孤独死ゼロの町づくり」(ダイヤモンド社)/「裁判傍聴マガジン」(イーストプレス)/「競馬必勝放浪記」(祥伝社新書)ほか

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