ボストン爆弾犯「写真公開」前後して歩く黒と白の2人組…FBI鮮明映像入手

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   ボストンマラソン爆弾テロ事件でFBI(連邦捜査局)は実行犯と思われる容疑者2人の写真を公開した。マラソンコース沿いに設置されていた防犯カメラが撮影した映像で、「写真は全部で8枚公開されました。実行犯と思われる容疑者は白いキャップを被った男と黒いキャップを被った男の2人で1人は背中にバックパック、もう1人は大きめのショルダーバックを肩からさげています」(田中大貴リポーター)。顔もかなり鮮明にわかる。

「歩き方」は軍事訓練受けた経験なしの素人

   メインキャスターの小倉智昭「これだけ顔がハッキリと写っているなら、家族や知人は『あっ、あいつだ』とわかるのではないの」

   田中「2人がアメリカ人なのか、それともアメリカに入国した外国人なのか不明のようです。それで、情報を集めるため全世界に向けて写真を公開したようです」

   ゲストの板橋功・公共政策調査会研究室長は「警察が以前からマークしていた人物なら写真は公開しないでしょう。いきなり逮捕すると思います。2人の歩き方は1枚の写真の中に納まるような歩き方をしています。軍事訓練を受けた者ならこんな歩き方はしません。もっと離れてバラバラに歩きます」と鋭い。

   小倉「この2人が容疑者と断定した決め手は何なの」

   田中「マラソンコース沿いにあるレストランの前にバックを置くところを確認したからと言われています」

米当局が懸念する復員軍人の暴発

   板橋室長「FBIがこれだけの写真を公開したなら、もっと他にも情報を持っている可能性があります。捜査が行き詰まったから公開したのではなく、一刻も早く身柄を確保したいという思いからでしょう」

   小倉は「これからも似たような事件が起きる可能性があると考えられるけど、ショーンさんはどう思う」とコメンテーターのショーン川上(経営コンサルタント)に話を振った。川上は「アメリカ国内では対テロ対策で、これまで膨大なお金が使われています。いま危惧されているのは復員軍人の問題です。海外で対テロ対策に従事していた軍人が帰国して、国内テロに加担するというケースがいくつか起きています」と話す。2人が何者かわかったとしても、捜査当局にすんなりと捕まるとは思えないが…。

文   ナオジン| 似顔絵 池田マコト
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