大学と医者の古い体質。困るのは救急患者
司会の羽鳥慎一「両方のいうことはわかるんですが、結果として医師がいなくなってしまった」
萩谷順(法政大学教授・ジャーナリスト)「大学病院はそれを埋める責任があります。ただ、大学とお医者さんの世界という、ある意味で古い世界で起きたトラブルだなと感じますね。民間の病院だったらこういうことは起きない」
小松靖アナ「ER型にすることで救急部の負担が減り、診療も効率よくスピーディーにできるはずだったが、年間420人という新規の急患の受け入れを止めることになったなんです」
羽鳥「どちらがいいのか。目の前の喫茶店で倒れても運ばれない」
宇治原史規(タレント)「ボクらにはわからないこともあるだろうから、辞めたお医者さんが一方的に悪いわけでもないと思うが、救急部の存在が薄くなるといっても、ボクらからしたら、言葉悪いけど、『知らんがな』となってしまいます」
赤江珠緒キャスター「新しいシステムは、考えようでは救急部は司令塔のような機能をもつということでもあるわけですよね」
病院は「別の方が教授になると方針に合わない」という言い方で辞めた医師を非難していたように見えたが、結局はこのあたりが。しかし、再開には数か月かかるというから、地域の人はたまったもんじゃない。
文
ヤンヤン| 似顔絵 池田マコト