屋根の上の「籠城」7時間―人質女性も逮捕!間抜けな逃亡騒ぎ

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   メインキャスターの小倉智昭は「これって籠城事件といえるのだろうか。立て籠もったといっても、屋根の上でしょう」と苦笑する。きのう16日(2013年4月)、愛知県・稲沢市で警察に追われていた男が、同居女性を楯に屋根の上に逃げ、粘ったあげくに、約7時間後に逮捕された。

自動車泥棒で逮捕寸前

   このバカな男は無職の松本真作容疑者(34歳)で、自動車窃盗容疑で逮捕しようと警察の捜査員14人がアパートを訪れたところ、内側からカギをかけ部屋に籠もった。警察はカギ業者を呼んでいる間に、松本は天井から屋根を突き破り、同居している女性を連れて屋根に逃げた。

   小倉「犯人が逃げるとは考えなかったのかな。警察は別の対応も検討できたはずですよ」

   笠井信輔キャスター「屋根の上で足を踏み外して転落する可能性もあったわけで、警察も迂闊には手を出せなかったのでしょう」

   午後8時半過ぎに、屋根の上の2人に強いライトが当てられ、まぶしくて目が開けられなくなったところを警察官が2人を確保した。岸本哲也リポーターは「この時、警察は3発の威嚇射撃をしています。2発は空に向かって、1発は松本容疑者の足元に向けてです」と伝えた。

逃げるよう様子なくペットボトルのお茶手渡し

   人質とされていた同居女性・矢島麻里容疑者(30歳)も、犯人隠避の容疑で逮捕された。松本が屋根の上から下を覗き込み、警官に何か叫んでいるときも逃げる様子はなく、ペットボトルのお茶を松本に渡したりしていた。

   小倉「これは人質というよりも、ある意味では共犯になるでしょう」

   岸本「彼女の知人が心配になり様子を見に来ていましたが、怯えているところがなく、どうも様子が違うと話していました」

   コメンテーターの石戸奈々子(デジタル絵本代表)は「犯人が人質を取って逃げ切ったという例は、ハイジャック以外にほとんどありません。屋根の上ならなおさら逃げ切れないでしょうにねえ」と話す。薬物などの関係がありそうだ。

文   ナオジン| 似顔絵 池田マコト
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