42キロの盲点―コース・沿道すべてチェック不可能
ランナーと沿道にいる観客の近さがマラソン大会を盛り上げるいい要素で、家族がいたり、子どもがいたりする。そうした沿道を狙った許し難い卑劣な犯行で、次は阻止して欲しい」
42キロ強の沿道をどうチェックするかは難しい問題だ。キャスターのテリー伊藤は「42キロの沿道には何十万の人がいるわけで、ここも不安があるんじゃないかと常に思っていなければいけない。ウィークポイントでしたね。ボストンマラソンはテレビ中継されているので、犯人側からすれば世界中に配信され、効果は大きいですね」
楽しいスポーツイベントに爆弾が仕掛けられるとは、これまでは映画の世界の話だった。次のビッグマラソン開催が心配になってくる。
文
モンブラン| 似顔絵 池田マコト